体育1の私がランニングを始められた理由
はじめまして、sagakoです。
今日体育1、HP1の私がランニングを始められたので、この感動を誰かに伝えたく投稿します。
- 結論:大切なのはやっぱり〇〇だった。
- 仲間との出会い篇
- 自分で自分の退路を封じろ。具体的には公的私的問わず。
- 人は大抵褒められれば伸びる。褒めてくれる人がランニング仲間だ。
- 実際に走って分かった意外な楽しさ、それは音楽。
- まとめ
結論:大切なのはやっぱり〇〇だった。
冒頭に伝えたように僕は運動ができない。ギャグではなく、ガチだ。
アウトドアかインドアかといえばインドアだし、放送・図書・美術部・吹奏楽部を駆け抜け、承太郎派か露伴派かでいえば岸辺露伴一択なぐらいだ。
まず全力疾走が30メートルくらいしかできない。
とにかく、運動という文字から逃げてきた人生でした。
が、しかし俺は走った、私は走れたのだ。
そこの干物女子、知りたいだろう。それはなぜか?
それはずばり、この一言に限る。
「仲間がいるよ」(某海洋冒険漫画風)
ごめんなさい、怒らないでください。
いや、事実そんな感じだったのだ。
仲間との出会い篇
はじまりはトライアスロン先輩、そしてあこがれたのはtofubeatsのかっこよさげな記事だったように思う。
会社の先輩、トライアスロン先輩(仮称)はハワイの大会にうっかり出ちゃうほどのトライアスロンガチ勢。毎朝5時に走っては、プロテインを啜る、会社員というかアスリートな人だ。
そんな人にうっかり話した。
私「ちょっと走りたいと思ってるんスよね~」
トライアスロン先輩「え、走るの? いつ走る? 試合出るの? 企画してるから来なよ。シューズはどうする?(以下略」
要は、運動しないやつの戯言を強烈にピックアップし、引くに引けなくなっただけである。
そしてそこからスニーカーを調べ始めたのが良くなかった。
運動こそはしないがスニーカーは好きだ。
ついでに言うと音楽も好きだ。tofubeatsのスニーカーに関する記事を読んだり、EMINEMとエアジョーダンの記事みては引用リツイートだ。
スニーカーはかっこいい。だが大切なのは、カッコいい奴が履くスニーカーだから超かっこいいのだ。
そして、トライアスロン先輩はかっこよかった。
トライアスロン先輩と社員旅行で同室だったのだが、曇り空をみては「ラン日和」といい、寝てる私を置いて朝の4時に走りにでかけていた。かっこいい。
好きな人ができては、服飾に頼るより前に、好きな人のために減量に挑戦し内側を磨くことを優先した。かっこいい。
なんだかいつも食事の写真をトレーナーに送っている。かっこいい。
つまりは神(RAP GOD)をあがめる気持ち、目の前の実体を持ったかっこよさがフュージョンした結果なのである。
私は「かっこいい、かっこいい」とミーハー魂に火をつけられ、気づいた時にはランシューズを買いに出かけていた。
自分で自分の退路を封じろ。具体的には公的私的問わず。
とはいえ、ここまでなら誰でもできる。かっちょよいスニーカーを買っただけのはなしだ。試合開始のまえに終了である。
実際に走り始めるには、ここで一つの大きなきっかけがあった。
10名以上に
「私ランニング始めるんですよね~」
と話したことである。
うん、ダイエット始める始める詐欺と同じやつだ。
ある人はやつは走らないとあざ笑い、そしてある人は親切にも社内のトップアスリートが集まる「マラソン部」グループに招待してくれた。
2~3人に言うと、よくあるダイエット始める始める詐欺である。すぐに皆の記憶から忘れ去られ、あわよくばネタになっただろう。
しかし私はうっかり10人以上に言ってしまった。仕事、プライベート両方でだ。更にはのせられて具体的な行動計画まで話した。
これでやらないとだいぶまずい。
具体的に言うと信用が失墜する。
- 「最低限モノをそろえるところまではやらんとまずい」→買いに行く
- 「買ったのなら一回は走らんとまずい」→ちょっと走りに行く
- 「走れた」→ランニング開始
という次第である。
人は大抵褒められれば伸びる。褒めてくれる人がランニング仲間だ。
ついでに言えば、トライアスロン先輩に逐一報告した。
私「今度ラン用品買いに行こうと思います」
トライアスロン先輩「えらい、何買うの?」
私「先輩スニーカー買いました」
トライアスロン先輩「えらい、ウェアはどうする?」
私「ウェア揃えました」
トライアスロン先輩「えらい、いつ走るの?」
私「ちょっとコンビニまで走りました」
トライアスロン先輩「えらい、どのくらいの距離走るの?」
私「朝3km、走りました」
トライアスロン先輩「えらい、どのくらいのペースで走るの?」
……お判りいただけただろうか?
先輩は常に褒めてくれるのだ。こんないい人の期待を裏切れるか?いや裏切れるわけがない。
そしてさらには毎回、次の行動計画について問われる。
たとえ言ってから実際の行動に移すまで時間がかかっていても、先輩は何も追求せずえらいえらい言ってくれるのだ。
褒めてくれる人こそ最高のランニング仲間。
いや、ランニング仲間を欲する先輩の巧妙なマネジメント力だろう。
実際に走って分かった意外な楽しさ、それは音楽。
そして日曜朝7時に走ったのだが、こいつが意外と楽しかった。
別に私は体を痛めつける事で快感を得るアスリートではないし、体に良いことをしていることで充実感をえる意識高い系ではない。
楽しかったのは、音楽のおかげだった。
twitter経路で読んでいる方はご存知だと思うが。私、本職は運用型広告のコンサルである。
要はパソコンとにらめっこして作業してる奴だ。さらに言えば、業務中はほとんどイヤホンで音楽を聴いている。
どんな嫌なことでも、どんな単純作業でも、好きな音楽とだったら乗り越えられる。そして、音楽を聴けることに喜びを見いだせる。
そしてこのランニングこそ「嫌いな、しかも走るだけという単純作業」であった。
それに気づいたとき、私はランニングを続けられる確信を得た。
もう何も怖くない。
まとめ
ランニングを通して、なぜかRAP GODとの絆を再認識、音楽の神に感謝をした信仰体験みたいな感じになってしまった。まあ、似たようなものだろう。
長くなったが、取り合えず上記がランニング初日の感動した状態である。
音楽好きの運動音痴に是非知って欲しい。
音楽はランニングでも「私」を救ってくれる。
そして、今週も走れたらまた記事書きます。クワヘリ。